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10周年記念特集


社長メッセージ

10周年を迎えてのご挨拶

アニコム ホールディングス株式会社を2000年7月5日に設立してから、丸10年を迎えることができました。これもひとえに、平素より格別のご高配とご支援を賜りました多くの皆様方のお陰と、深く感謝しております。
せっかくの機会でございますので、この10年を振り返ることで私からのご挨拶とさせていただきます。

10年間で最も印象深かったこと

代表取締役社長 小森伸昭

 最初に集った仲間は私自身を含め3人、資本金は自己資金を含め4,000万円程度でした。「募集が始まったら、電話が鳴りやまなくなる」と妄想するバラ色の日々を送っていましたが、待ちに待った開業日以降も電話は1本も鳴ることはなく、期待は脆くも崩れ去りました。
 創業から半年後には4,000万円の資本金は底をつきかけ、従業員の給料を払える目途もなく、私は本気で会社を畳むことを考えるようになっていきました。そして、ある日従業員に解散宣言をすることとなったのです。
 しかし、そこである従業員が叫びました。
 「ダメだと思ってからが始まりだと、教えてくれたのは、社長でしょう!」
私が採用し、営業を教えてきた従業員でした。その言葉で、再びこの事業を続ける勇気が湧いたのです。

 その日から再度奮起し、それまで以上に寝る間も惜しんで積極的にペット共済を普及させることに精を出す日々となります。その甲斐もあってか、2001年4月には「新しいペット保険登場!」という見出しの記事が全国紙に掲載されました。その日から今日までの約10年間、申し込みや、問い合わせの電話が鳴り続き、9年前はたった2件だった契約件数は、今では約30万件のご契約をいただくに至っています。

10年間で最もお客様に喜んでいただけたと思っていること

 当時からペット共済はいくつか先行して存在していましたが、そのほとんどが、保険金を事後請求する仕組みを取っていました。一方アニコムグループでは、人の健康保険と同様に、動物病院の窓口で保険証を提示し、診療費の半分を支払えば保険金の請求をする手間が省けるという、「対応病院様での窓口精算」の仕組みが最も喜ばれました。

 この仕組みが実現できたのは、動物病院の先生方のおかげです。当時さまざまなペット共済ができては潰れの状態であり、中には詐欺まがいの共済もあったため、初めは動物病院の先生方に受け入れていただけませんでした。しかし、一軒一軒誠心誠意をこめてご説明し続けたところ、私どもに共感していただけた先生方は強力なパートナーとなり、まだ当社と提携していない動物病院様を紹介していただけるようにもなりました。こうして、出来上がった動物病院様とのネットワークは、現在もアニコムグループの貴重な財産となっています。このネットワークを活かし、ご契約者だけではなく、動物病院様にも喜ばれるペット保険であることを今後も目指して参ります。

今後の展望

 このようにアニコムグループは、窓口精算にご協力いただける動物病院様、ペット保険の魅力を語っていただける代理店様、アニコムを信頼いただけたご契約者様・・・。本当に多くの皆様に支えられて10周年を迎えることができました。また、本年3月3日には、お陰様で東証マザーズに株式上場を果たすことができました。これを機に、一層の経営基盤の強化と経営の効率化、コンプライアンスの推進を図るとともに、ペット保険の認知度向上により、さらなる普及と市場の創造に向けて努めて参る所存でございます。

 20年後、30年後も、更に皆様とペットとの生活をサポートできるよう、そして、「涙」を減らし、「笑顔」を生み出す保険会社グループであり続けるべく、従業員一同邁進してまいりますので、今後ともご愛顧賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

2010年7月
アニコム ホールディングス株式会社
代表取締役社長
小森伸昭