アニコム グループは、ペット保険事業を中核として、ペットの一生を支えるインフラカンパニーを目指しています。四半世紀にわたって培ってきた、当社グループの強みをご紹介します。
1. 最大の強み 対応病院数業界トップ※1の「窓口精算システム」
私たちの国民健康保険と同様、窓口で保険証を提示すれば、自己負担分を支払うだけで済む保険の仕組み「窓口精算システム」を、ペット保険において日本で初めて構築しました。
対応病院数は、全国6,879病院。※2
年間430万件を超える保険金請求の約9割が、窓口精算による請求であり、コスト削減、業務効率化に大きく貢献しています。
- ※12023年9月時点 当社調べ
- ※22024年3月末時点
2. ペット保険の強力な販売チャネル
ペット保険の先駆者的存在として開拓したNB(=New Born)チャネルは、ペットショップからブリーダーに拡がりを見せ、既に飼育されているペットを対象にWEBでの非対面募集を中心としている新規競合他社の参入に対する大きな差別化要因となっています。
また、一般チャネル(既に飼育されている犬・猫・鳥・うさぎ・フェレット)においては、生損保会社、銀行、信用金庫、地域生協、出版事業者、自動車ディーラーなど多彩な代理店が販売を行っています。
3. 人財の多様性
106名※以上の獣医師のみならず、薬剤師、愛玩動物看護師、トリマー、トレーナー、弁護士、弁理士、公認会計士、アクチュアリー、アナリスト、データサイエンティスト等、多様な人財が在籍しています。それぞれが専門分野を活かすだけでなく、お互いが協力しあうことで当グループならではの価値を創出しています。
- ※2024年3月末時点 当社調べ
4. シナジー創出の追求
2000年の会社設立時から、予防型保険の確立を理念として掲げ、「予防」をキーワードとした各種取り組みや研究開発を通じて、社会課題の解決に資することを経営のミッションとしています。四半世紀の保険事業で得られたデータベースをもとに、グループ内に限らずペット業界全般、さらに業界をも超えるシナジーを創出することを目指しています。
4-1. 臨床研究によるアプローチ
■遺伝子検査|産まれる前をサポート
■ 遺伝子検査|産まれる前をサポート
遺伝病に苦しむペットを減らすため、遺伝子検査の提供と、その結果に基づく適切なブリーディングや販売の提案を行っています。
例えば、ウェルシュ・コーギーに多い「変性性脊髄症(DM)」は、遺伝子変異を持たない個体を生み出すブリーディングにより約2年で“撲滅した”と言えるまでに至りました。
■共生細菌|日々の暮らしを支える
■ 共生細菌|日々の暮らしを支える
「予防」促進のため、腸内細菌の多様性が健康に与える影響に注目し、商品・サービスの開発に取り組んでいます。2018年からペット保険契約者を対象に、腸内フローラ測定サービス「どうぶつ健活」の提供を開始し、2022年度末までに累計約66万件ご利用いただきました。
近年新たに歯周病と病気の罹患率の相関を明らかにし、口腔内細菌に関する新たなサービスの開発にも取り組んでいます。
■再生医療|「治らない」を治す
■ 再生医療|「治らない」を治す
従来の薬や治療法で治らない病気に対する治療法の選択肢として、幹細胞を用いた「再生医療(細胞治療)」の技術・サービスの開発に取り組んでいます。2021年から「再生医療協力金制度」をスタートさせ、再生医療の拡大に貢献しています。
4-2. データ分析力
ペット保険のビッグデータのみならず、遺伝子、腸内細菌や口腔内細菌等の共生細菌、疾病発症やどうぶつ達の性格等、様々なデータ分析に努めています。データ分析チームがグループ社員の教育サポートを行い、無数の価値創出の可能性を創り出しています。
■アニコム『家庭どうぶつ白書』
■ アニコム『家庭どうぶつ白書』
2010年から、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の保険金支払い実績の分析データ、独自に実施したアンケート調査の結果など、ペットに関わる様々なデータを『家庭どうぶつ白書』として1冊にまとめ、毎年発行しています。国内最大規模のペットの疾患統計データ集として、予防啓発や学術活動など、様々なシーンで活用されています。
4-3. 一人一特許戦略
より豊かな社会を実現するために、社員一人一人が産み出した知財を組織や社会に還元する、「一人一特許戦略」の推進を、成長力のエンジンとして位置付けています。
【これまでの特許の一例】
- 病患予測システム、保険料算出システム及び病患予測方法(特許第6734457号)
- 感情判定システム及び感情判定方法(特許第7330258号)
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リンパ腫に罹患したイヌの化学療法後の予後予測方法(国際公開番号:WO2023/106415)
- ※国立大学法人北海道大学と共同
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試料採取器具(特許第7107824号)
- ※DICプラスチック株式会社と共同
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動物の毛並等の改善用組成物(特許第7415259号)
- ※キリンホールディングス株式会社と共同
4-4. 他企業との連携
ペットとの暮らしをより良く豊かなものにしていくためには、幅広い視点が必要と考え、ペット産業に関わらず、住宅・防災・製薬等、様々な企業様と提携しています。
新たなサービスや商品の開発には、ペット保険のご契約者向けアンケートサイト「ani voice(アニボイス)」を通じて集めた、飼い主さまやペットが抱える課題やニーズを反映しています。
【協業に関するお問い合わせ先】
アニコム ホールディングス株式会社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-17-1
住友不動産新宿グランドタワー39階
ir@ani-com.com
- ※メール件名:協業申請(研究機関名または企業名・氏名)
- ※後日、受領確認のメールをお送りいたします。